円卓の舞台裏

[PREV] [NEXT]
...... 2010年03月13日 の日記 ......
■ 表現の自由と言論の自由の統制は、民主主義の否定である   [ NO. 2010031301-1 ]

TOLAA更新! 今日ちょっとある新聞を読んでいたら、将来日本ではドラえもんもクレヨンしんちゃんも児童ポルノ扱いされてしまうような法案が東京都議会に提出されていたことを知りました大佐です。なんでも青少年健全育成条例とかいうものだそうです。ぶっちゃけこの内容、かなりおかしいです。まず18歳未満の漫画、アニメのキャラクターを規制するそうです。主に性的な表現を全面禁止するとのこと。それがどうしたと言われそうですが、実はこれを適応すると日本の名作漫画、アニメの多くに該当するんですよね(滝汗)ドラえもんもクレヨンしんちゃんも、あのブラックジャックも規制される可能性があるということです。ということは自動的にコミケの開催も危ぶまれるというこの状況なわけですが……ぶっちゃけこれは表現の自由の侵害では?(汗)こういう条例を出したいなら売り手に管理を徹底させればいいだけの話で、表現する側に対して規制を強化するのはおかしいと思います。第一、これまで日本のアニメや漫画はさまざまな表現があるからこそ世界に対して通用したわけですから、それを規制することはこれまで培ったある種の文化を自分たちで破壊するような行為です。しかもこれ、東京都だけの話ではすみません。東京都議会で可決されてしまえば、他の道府県も追随する可能性がありますから、下手をすれば一気にアニメや漫画が廃れると思います。もしそうなったら日本が輸出できる数少ない文化が弱くなるわけです。

実のところ、このような条例を出すというのは世界中で流行しているようですが、表現の自由はどんな表現をしても、それがよほど周囲に迷惑をかける行為でない限りは問題ないと思います。少なくとも、漸く構築できた文化を壊すような真似だけは、してほしくないものです。


...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: